モニタアラームは、適切な使い方によって減らすことができます。電極を貼付する前に、以下のことを意識してください。
また、電極をはがす際には、ゆっくりと折り返すようにしてはがします。
電極を貼付する部位は、水と石鹸を用いて清潔にし、ボディローションなどは拭き取り、乾燥させます。イソプロピルアルコールによる清拭は避けるか、過度に油分が多い場合やローションが塗布されている場合など、電極の貼付が問題となる状況に限定して使用します。もしアルコールを使用した場合、しっかり乾かしてから次のステップへと進みます。
患者に電極を貼付した際には、スタッド部分を強く押さないようにします。スナップタイプのリード線は、電極を患者に貼付する前に電極と接続しておきます。貼付した後、電極の上から指で丸く円を描くように皮膚によく圧着させ、粘着力を高めます。
はがすときには、まず電極の片側にきっかけを作ります。電極の横幅全体をつかみ、ゆっくり優しくはがします。
可能なかぎり、毛の生えている方向に逆らわずにはがしましょう。上に引っ張るのではなく、電極を皮膚の近くで折り返すようにし、皮膚が持ち上げられないようにもう一方の指で皮膚を押さえながらはがします。
※ご使用の際は、製品についている添付文書を必ずお読みください。
1. Sendelbach S, Wahl S, Anthony A, Shotts P. Stop the Noise: A Quality Improvement Project to Decrease Electrocardiographic Nuisance Alarms. Critical Care Nurse Vol 35, No. 4, August 2015
【注意事項】前処理剤の使用は、小児患者には推奨されません。