よくある質問 一覧

【サージカルテープ】


【スキンケア製品】

<皮膜剤>

<剥離剤>

  • A. 皮膚用リムーバーは未滅菌の雑品(薬機法対象外)です。健常皮膚とはいえない傷んだ皮膚、傷口、粘膜、腫腸、湿疹、皮膚の感染部位への使用はしないでください。

  • A. サージカルテープ、心電図用電極等の粘着製品の剥離に使用できます。すべての粘着製品による評価は行っておりませんので、使用状況や皮膚の状態によっては、剥離時に粘着剤の転写残りを起こす場合があります。必要に応じて、小片等で、事前に問題なく剥離できるか試してからご使用ください。

  • A. 本品で除去することができます。もしベタつき等が残る場合には、必要に応じて、ぬるま湯やボディーソープで洗い落としてください。また、ペーストおよびパウダー状の皮膚保護剤を併用した場合の糊残りには、ベビーオイル等による拭き取りが効果的な場合があります。

  • A. <ストーマ装具の場合>
    装具の面板や粘着製品の一部が少し皮膚に残った場合は、本品で拭き取るか、ぬるま湯とボディーソープ等で洗い落としてください。ペーストおよびパウダー状の皮膚保護剤を併用した場合には、装着時間等により糊残りが起こる場合がありますので、ベビーオイル等を使って丁寧に除いてください。
    <サージカルテープの場合>
    剥離後の皮膚表面には薄い膜が残りますが、ティッシュペーパー等で容易に拭うことができます。不十分な場合にはぬるま湯やボディーソープ等で洗い落としてください。
    <心電図用電極の場合>
    アルコール綿で貼付部位をしっかり清拭して、アルコールが十分に乾燥していることを確認してください。

  • A. ボトルタイプは、ボトルを逆さにしたり押したりした際等に剥離剤が過剰に滴下され、目的以外の箇所に剥離剤がかかる可能性があるため、ワイプタイプの使用をおすすめしております。
    ご使用の際は、周囲の火気への注意、目、鼻、口等の粘膜に触れたり、剥がすつもりのないテープ等にかかったりしないように十分注意してお使いください。

  • A. 以下について十分に注意してください。

    • ・可燃性の液体が含まれているため、使用する際は十分な換気を行い、通気のよい場所で使用してください。
    • ・剥離剤がストーブやタバコ等の火気に近づくと発火(燃焼)することがあります。炎や火気類の近くでは使用しないでください。
    • ・静電気、火花等により発火(燃焼)することがあります。
    • ・使い切ってから廃棄してください。

  • A. 装具の種類や面積等によって異なりますが、目安は20枚程度、最大40枚まで剥がせます。

<保護クリーム>

<ハンドローション>

  • A. ヒアルロン酸よりも2倍近く高い保水効果を持つ成分(MPCポリマー)を配合しています。効果の持続についても、3回の消毒用エタノールの塗布後でも十分な保湿効果を保っていることを確認しております。

  • A. アルコールや水に対する撥水効果があります。また、MPCポリマーの保護ベールは、3回のエタノール/石鹸による洗浄では除去されないことを確認しております。

  • A. 他の薬剤の作用・効果や、材料の機能に悪影響を与えないということです。

  • A. 3週間(計9日間)の閉塞パッチによる製剤塗布の後に、10~14日間の休息期を置き、その後前回塗布部とは異なる部位に再度製剤を塗布し、24および48時間後の皮膚状態を専門の医師が判定する試験です。
    医薬品、医療機器、化粧品などで、広く実施されている方法です。3週間の間に、被検者の皮膚に複数回製品を塗布し、その反応を専門医が確認し、結果をまとめます。なお、本製品も、第三者機関で評価を行っています。

  • A. 未使用で適切に保管されていれば、製造から3年間は安心してご使用いただけます。


【ドレッシング材】

 

<3M™ テガダーム™ CHG ドレッシング>

  • A. 本品のゲルパッドは2w/w%のCHGを含みます。つまりゲルパッド全体の重量が100gであった場合、2gのクロルヘキシジングルコン酸塩を含むことになります。

  • A. 体温上昇等によってゲルパッドが溶けることはありません。なお、少量の滲出液や血液を吸収することができます。

  • A. 本品はCHG(クロルヘキシジングルコン酸塩)による持続的な抗菌作用を有しており、健常者において皮膚消毒後の皮膚細菌叢の再増殖を7日間抑制することが確認されています。詳しくはカタログを参照ください。

  • A. 米国疾病管理予防センター(CDC)の「血管内カテーテル関連感染予防のためのガイドライン」が2017年11月に更新され、米国食品医薬品局(FDA)に効能が認可されたクロルヘキシジン含有ドレッシングが18歳以上の患者への使用で推奨されています。
    詳細は弊社営業担当へおたずねください。

  • A.

    • ・7日間を最長として必要に応じて交換してください。また、多量の発汗や滲出液、汚染が見られた場合は、より頻繁に交換してください。
    • ・本品が緩んだり、汚れたり、破損等によりバリア性が損なわれた場合に交換してください。
    • ・ゲルパッドの透明性が損なわれて挿入部の観察が困難になった場合に交換してください。
    • ・滲出液がゲルパッドの外に漏れた場合に交換してください。
    • ・ゲルパッドを指で押さえ、すぐに形が戻らないようであれば、交換してください。

  • A. 使用期間は製造後2年間です。個包装および外箱に砂時計のマークで示している数字が使用期限を示しています。

  • A. これまでに本品に起因するアナフィラキシー・ショックの報告はありません(2017年12月現在)。米国で収集された身体苦情のうち多いものは皮膚刺激、紅斑/発赤、水泡、皮膚炎等の皮膚障害です。

  • A. クロルヘキシジン製剤に対し過敏症の既往がある患者には使用しないこと。[アナフィラキシー・ショック(血圧の低下、意識の混濁、呼吸困難等を呈する急性の過敏反応。多くは、全身的な皮膚症状(蕁麻疹、浮腫、紅潮、掻痒感等)を初発症状とする。)を起こす恐れがあるため]
    生後2ヶ月未満の乳児には使用しないこと。[本品を未熟な皮膚に使用すると過敏症や皮膚の壊死を起こす可能性があるため]
    その他、注意事項は添付文書をお読みください。

  • A. カテーテル挿入時やドレッシング交換時の皮膚消毒はこれまで同様に行う必要があります。

<フィルムドレッシング材(滅菌済タイプ)>


【輸液セット用保護栓】


【電極】


【滅菌保証製品】

<3M™ アテスト™ 生物学的インジケータ>

  • A. 生物学的インジケータの指標菌はそれぞれの滅菌法に対して最も高い抵抗性を示すことが実験で確認された菌が使用されています。いずれも芽胞を形成する病原性のない細菌です。
    ・高圧蒸気滅菌用インジケータ: Geobacillus Stearothermophilus (ジオバチルス ステアロサーモフィルス) ATCC7953
    ・過酸化水素低温ガスプラズマ滅菌用インジケータ: Geobacillus Stearothermophilus (ジオバチルス ステアロサーモフィルス) ATCC7953
    ・エチレンオキサイドガス滅菌用インジケータ: Bacillus atropheus (バチルスアトロフェウス) ATCC9372

  • A. D-value(D値)は指標菌の抵抗性を表す値です。数値の意味は菌数を1/10(10分の1)に減少させるために必要な時間となります。

  • A. 各箱に試験成績書が同梱されています。成績書には当該ロットのpopulation(公称菌数)、D-value(D値)、Survival time(生存時間)、Kill Time(死滅時間)、Z-value(Z値)などが記載されています。Population(公称菌数)は生物学的インジケータに含まれる芽胞菌数、D-value(D値)は指標菌の抵抗性を表す値です。Survival Time(生存時間)は、この時間で生物学的インジケータを滅菌処理した場合、指標菌は全て生存(陽性)となる時間を表します。

  • A. 同じロットの生物学的インジケータであれば1台のオートリーダーに対して1日1本のコントロール用インジケータを使用すれば問題有りません。コントロール用インジケータを使用する目的は以下の2点です。
    1)生物学的インジケータの機能チェック:保管中に芽胞や培養液の性能が低下して菌が生育しない状態になっていないかの確認
    2)オートリーダーの機能チェック:培養温度、ランプ光量、その他の機能が正常に機能していることの確認
    同じ日のうちに生物学的インジケータが劣化し正常に機能しなくなることは考えにくいため、コントロール用インジケータの培養頻度は1日1本を推奨としています。ただし、精密機械であるオートリーダーの故障は突発的に起こりえるため、培養のたびにコントロール用インジケータを使用することにも意義があります。

<3M™ コンプライ™ 化学的インジケータ>

<3M™ コンプライ™ ボウィーディックテスト用 テストパック>

  • A. 暖機運転により、滅菌器が運転を停止している間に管内にたまったNCG(非凝縮性気体、二酸化炭素、窒素など)が排出されます。NCGが管内に残っているとボウィーディックテストに不合格が出やすくなるといわれています。また、暖機運転を行わないと、チャンバーが滅菌温度に到達するまでに余分な時間がかかり、テストパックが長時間蒸気曝露することとなり、テストシートが変色しやすくなるケースも報告されています。

<3M™ コンプライ™ ラベルシステム>

  • A. ラベルは滅菌する前に貼ることを推奨しています。ロットトレースは滅菌器に積載するところ(滅菌前)から始まっており、また、滅菌後のラベル貼布は包装材へのダメージによる滅菌性の破綻が懸念されるためです。

<3M™ ステリガス™ カートリッジ>

  • A. 次回の滅菌処理時に空のカートリッジもそのまま積載し、滅菌物と一緒に滅菌工程にかけ、内部もしっかりエアレーションを行い廃棄していただくのがより安全な廃棄方法です。本品は、金属製のカートリッジのため滅菌後にエチレンガスが吸着することはありませんが、カートリッジの内部は滅菌工程中、エアレーションがなされないため僅かなガスが残留している可能性を否定できません。そのため、滅菌・エアレーション工程後、空のカートリッジを取り外し、次回の滅菌処理までチャンバー内に放置してください。尚、パッキン部に残った水分による錆を防ぐため、カートリッジ取り外し後には装着部のパッキンを乾いた布で拭いてください。

  • A. 本品は薬機法上、医薬品に分類されます。保管時の施錠等については法律で求められておりません。保管については添付文書の指示に従い、風通しが良く涼しい火気から離れた場所に保管してください。

  • A. はい、高圧ガスに該当します。

  • A. はい、医薬品(薬価未収載)に該当します。

  • A. 本品を販売いただく際には、高圧ガス保安法及び医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(医薬品医療機器法)の規制を受けます。高圧ガス保安法の規制においては、貯蔵する数量により、販売事業届又は貯蔵所の届出又は許可が必要となります。管轄の都道府県等にご確認ください。また、医薬品医療機器法の規制においては、「医薬品卸売販売業(許可区分:一般卸又は小規模卸)」の許可が必要ですが、本品のみを販売及び販売のために保管等する場合は、「医薬品卸売販売業(許可区分:指定卸売医療用ガス類の特定品目卸)」の許可でも販売可能です。


【環境整備関連製品】

<3M™ 環境清掃用ウェットクロス>

  • A. 第四級アンモニウム塩の一種である塩化ベンザルコニウムです。

  • A. EPAとは、Environmental Protection Agency (米国環境保護庁) のことを指します。「医療施設における環境感染管理のためのCDCガイドライン」では、患者ケア区域の環境表面の消毒にはEPA認定の消毒剤の使用が推奨されています。

  • A. 100枚入りは1.5年、300枚入りは2年が使用期限です。
    開封してからの使用期限目安は保管状態にもよるので、基本的にはなるべく早くご使用ください。

  • A. 本品は医薬品ではないので、特定のウィルス等に対する効能・効果は謳っておりません。

  • A. 銅・真鍮・亜鉛・錫の金属製品、水がしみ込む白木・壁材・家具類へはご使用いただけません。
    アクリル・ガラス等の光沢表面や透明物体では拭き筋が目立つことがありますので使用に注意してください。
    アルミニウム、木材、合皮等は、目立たない部分で試し、問題ないことを確認してからご使用ください。
    機器などに使用する際は、機器付属の「取扱説明書」を確認してからご使用ください。


【聴診器】


【体温管理製品】

<3M™ ベアーハガー™ 深部温モニタリングシステム>

<3M™ ベアーハガー™ ペーシェントウォーミング本体>

<3M™ ベアーハガー™ ブランケット製品>

  • A. 再使用禁止です。添付文書の【禁忌・禁止】に記載しております。再使用によってホースの接続部がゆるくなり、ブランケットから装置のホースが外れ、直接温風が皮膚に当たったことによる熱傷事故が報告されています。
    複数回の使用により、感染の原因となる汚染や、熱傷の原因となるような大きな穴等の破損も考えられますので、再使用はしないでください。

  • A. 患者の下に敷くタイプのアンダーボディブランケットは、比較的加温できる体表面積が大きく、術野の妨げになることが少ないため、様々な体位の手術に使用することが出来ます。 麻酔処置や患者観察の妨げになりにくく、麻酔導入時から加温を開始することも出来ます。 また、患者が到着する前からベッドの加温も可能です。

  • A. アッパー用ブランケット622は、上腹部側に固定用粘着テープがついていますので、患者に直接貼付してください。固定と同時に術野に温風が直接あたるのを防ぐことが出来ます。ブランケットの両腕側のミシン目を切り離し、タイストリップ(ひも)を上肢台の下で結んで固定してください。

  • A. ヘッドドレープを使用することにより患者頭部からの放熱を防ぎ、保温します。人工呼吸器の使用時以外は、ヘッドドレープを使用しないでください。

  • A. 消毒時に液体が貯留しないよう未滅菌のフィルムドレープ(アイソレーションドレープ)で隔離する、または吸水クロスを使用するなどの工夫をお願いします。 術中の洗浄液等の貯留を防ぐためには、液体がブランケット上に貯留しないように、ドレープの開窓部をオイフテープや切開用フィルムドレープで固定する、集液パウチ付ドレープを使用するなどの工夫をご検討ください。

  • A. 熱傷を引き起こしたり、本来の性能を損なうおそれがあるため、適用機種以外には接続しないでください。添付文書の【禁忌・禁止】に記載しております。
    「3M™ ベアーハガー™ ペーシェントウォーミング本体」に他社のブランケットを接続したり、ベアーハガーのブランケットを他社の加温装置を接続したりすると、本来の加温機能が発揮できないだけでなく、不具合の発生や過剰な加温による熱傷等の思わぬ健康被害が発生する可能性があります。

  • A. 熱傷を引き起こしたり、本来の性能を損なうおそれがあるため、適用機種以外には接続しないでください。添付文書の【禁忌・禁止】に記載しております。
    ベアーハガーの加温装置に他社のブランケットを接続したり、ベアーハガーのブランケットを他社の加温装置を接続したりすると、本来の加温機能が発揮できないだけでなく、不具合の発生や過剰な加温による熱傷等の思わぬ健康被害が発生する可能性があります。

  • A. 3M™ ベアーハガー™ ペーシェントウォーミング製品は各国の手術室において20年以上の使用実績があり、温風加温装置が手術部位感染症(SSI)の原因となったという研究報告はありません。
    また、ブランケットを通して排気された空気は手術室内の層流を妨げないという研究結果が報告されており、ブランケットを適切に固定し、滅菌ドレープで術野を隔離することにより、温風は手術野に直接かかることはなく、ドレープの内側から手術室の床面に排出されると考えられます。

  • A. 全ての3M™ ベアーハガー™ ペーシェントウォーミングブランケットはラテックスフリーです。

  • A. X線透過性はありますが、ブランケットが皺になったり重なったりすると影が写る場合があります。

  • A.滅菌製品および未滅菌製品ともにすべてのウォーミングブランケットの使用期限は3年です。
    未開封の製品であっても、ブランケットの使用前に、差し込み口がゆるんでいないこと、ブランケットに穴などの損傷がないことをご確認ください。
    万一、汚れ、破損、ゆがみ、変色等の異常が見られる場合は使用しないでください。

  • A. 使用後のウォーミングブランケットは、医療廃棄物として適切に処理してください。

  • A. 皮膚の弱い患者または血流状態が悪い患者の場合、設定温度が低い場合でも、発赤や低温熱傷が起こる可能性が考えられます。加温中は患者の体温に加えて、皮膚の状態を10~20分おきにモニターし(特に小児の場合は目を離さないようにする)、不安定な状態がみられた場合は使用を直ちに中止してください。
    また、以下の状態にある患者の場合には、熱傷を引き起こすおそれがありますので、絶えず体温および皮膚状態をモニターしてください。

    • ・閉塞性または糖尿病性の著しい末梢血管障害の患者
      通常、血流による熱放散によって局所の熱蓄積が防止されていますが、末梢血管に障害がある場合、その機構が保たれないため、熱傷になるおそれが考えられます。
    • ・低心拍出量の患者
    • 低心拍量の際に、治療として大動脈バルーンパンピング(IABP)等を行った場合、末梢血管が虚血状態になり上記同様なことが考えられるため、注意が必要です。
    • ・血流状態が悪い患者
      末梢血管が虚血状態になることが考えられるため、熱傷になるおそれがあります。
    • ・その他
    • 高齢者・肥満の患者も虚血状態を誘発しやすいとされています。

  • A. いいえ。加温効果、安全性に影響するため、ブランケットと患者の間には、なにも挟まずに、患者体表面に直接触れるように使用してください。ブランケットと患者体表面の間にタオルケット等を敷くと、温風の対流が妨げられるため、加温効果が低下します。(添付文書参照)


【手指消毒剤】

  • A. 成分の大きな特徴は、とろみを出すために粘稠剤が入っていることです。これによって、伸びのよさや、こぼれにくさがもたらされています。伸びのよさ・こぼれにくさと、さっぱり感・乾きやすさとを両立するために、粘稠剤や保湿剤の量を調整しています。

  • A. 白いカスのような固形物は、製品の粘稠剤です。製品由来の物ですので不潔ではありません。1回の手技では出ないくらいの粘度には調整していますが、分量が多かったり摩擦が強すぎると出やすい傾向があります。

  • A. 手荒れの主な要因の一つとして、界面活性剤による皮脂や細胞間脂質の溶出と、その後の流水でのすすぎによる溶出した皮脂や細胞間脂質の流出が挙げられます。ラビング法を用いることで界面活性剤を使用した手洗い時間は短縮されますので、手荒れをおさえることができると考えています。
    本製品は、ヒアルロン酸ナトリウムやdl-ピロリドンカルボン酸ナトリウムなどの湿潤度の高い保湿剤を含んでおり、手荒れにも配慮した処方となっています。また、べたつかずさらっとした使用感を目指したため、べたつきづらい油剤や保湿剤を中心に選択しています。

  • A. 使用環境により安定性が異なってくる場合もあるため、開封後の使用期限は設定しておりません。一般的に手指消毒剤の交換頻度は6カ月と言われており、本品についても安定性試験成績により比較的安定であることが確認されていますので、開封後の使用期限として6カ月を目安にしていただくよう推奨しています。

  • A. クロルヘキシジンに過敏症のある場合はご使用いただけません。
    また、エタノールを含有していますのでアルコール過敏症の場合もご使用いただけません。


【サージカルクリッパー】


【サージカルドレープ】

<切開用ドレープ>


【マスク】

<N95微粒子用マスク>

  • A. いいえ。結核菌感染対策に関し、CDC(米国疾病予防管理センター)、OSHA共に呼吸器防護具は医療従事者のさまざまな異なる顔の形、サイズにフィットする機能を備えていなければならない、としています。ここで重要な点はフィットするN95マスクを選択することであり、サイズの数ではありません。

  • A. 米国ではOSHAが、雇用者に対して以下の場合においてフィットテストを義務付けています。

    • ・最初に非雇用者に呼吸器防護具を支給する時
    • ・呼吸器防護具の銘柄・型番が変更になった時
    • ・フィット性に影響があるような顔の型の変化があった時
    医療施設の中には従業員の定期検診時に、毎年顔の型の変化をチェックしているところもあります。米国規格協会(ANSI)では最低年1回のフィットテスト実施を勧告しています。

<眼の防護具>


【創傷閉鎖製品】

<スキン ステイプラー>

<3M™ ステリストリップ™ スキンクロージャー>


【対極板】

  • A. 金属製品は可能な限り外すようにしてください。どうしても外れない場合には、乾いたタオルを手に巻いて直接手術台近くの金属に触れないようにしてください。

  • A. 金属部に電気が集中して流れることを防ぐため、電気メスの先端と対極板の間に金属物が入らないようにすることが望ましいです。 ただし、両足人工物の場合や、肩や膝にまで人工物が挿入された患者で、このような対応ができない場合には、血流の良い筋肉の多い部位で術野から近い部位を選択してください。

  • A. それぞれの電気が交差しないように、それぞれでループができるように対極板を貼付してください(下記図参照)。また、それぞれの電気メスは必ずフローティングの機器を使用し、同時出力をできるだけ避けてください。それぞれの電気メスのモード(切開、凝固)は同じモードで使用してください。

    2台の電気メスを使用する際の注意事項
  • A. 対極板の上に圧力や圧迫がかからないようにしてください。対極板に外部からの力がかかると、剥がす際に皮膚との粘着力が強くなり、皮膚損傷を起こす可能性があります。また、対極板の一部の浮きの原因となり、熱傷の危険性も増加するためです。
    また、術中患者に弾性ストッキングを履かせることがありますが、ストッキングも圧迫による障害を引き起こすことがありますので、対極板の上にかからないようにご注意ください。

  • A. サージカルテープ等を使って対極板を固定すると、対極板の一部が浮いたりして熱傷等を起こす可能性があります。生理食塩水等の混入を防ぐためには、防水性のドレープで対極板を覆うなど、対極板を直接圧迫しないような工夫が必要です。

  • A. 全身熱傷の患者でも、靴で保護されていて足の裏の皮膚が熱傷を起こしていないことがあるため、足の裏を確認し、可能であれば足の裏に対極板を貼付して手術をすることが一般的です。

  • A. 「ソフト凝固モード」を使用する際にはその特徴的な組織の凝固状態(組織に炭化が見られない)や使用症例によって、電気手術器メーカーや日本医療機器工業会が提唱する安全範囲を超えた長時間連続通電となる可能性が高くなります。このような長時間連続通電によって熱傷のリスクが高まることが問題視されています。 このようなソフト凝固モード使用時の熱傷リスク低減のため、電気手術器メーカーおよび弊社を含めた対極板メーカー各社は添付文書の中でリスク低減のための対策などを提唱しています。具体的には、長時間連続通電を避けること、低い出力の設定、常に対極板の状態を確認する、および複数の対極板使用または面積の大きな対極板の使用などを推奨しています。

    3Mの対極板においても、ソフト凝固モードでも安全にご使用いただくために以下のことを推奨しています。

    (以下、添付文書より抜粋)

    【使用上の注意】
    <重要な基本的注意>
    5. 電気手術器の出力は可能な限り低い設定にすること。
       [過電流による熱傷のリスクを低減させるため。]
    6. 電気手術器の出力時間は最小限にすること。継続的な出力をするような術式においては、出力の合間に時間をとり冷却させること。
    7. 高電流および継続的な出力が避けられない場合は、複数の対極板を使用する等、熱傷の危険低減のための措置をとること。

    1分を超える連続通電や、十分な冷却時間を取らない断続的な通電を行う可能性が高いと考えられるソフト凝固モード使用下においては、専用のアダプタ(3M™ エレクトロサージカル アダプタ 製品番号1157CJ)を用いて対極板を複数使用することを推奨いたします。 尚、ANSI/AAMI HF18:2001Electrosurgical Devices の4.2.3.1最大安全温度上昇基準において対極板の試験基準「700mAの電流を1分通電」とされており、1分以上の連続通電における安全性は担保されておりません。

    本品と電気手術器との適合性については、製造販売業者に問い合わせをお願いいたします。 3M™ エレクトロサージカル アダプタ(製品番号1157CJ)製品写真
    3M™ エレクトロサージカル アダプタ(製品番号1157CJ)製品写真

  • A. 本品は米国医療器具開発協会(AAMI)の規格に準拠しています。そのため、標準的な電気メスに対応していますが、電気メスによっては専用アダプタが必要になるケースや、ご使用が難しいケースがあります。詳しくは弊社営業担当までお問い合わせください。

  • A. ほぼ正方形のデザインとなっており、「グリーン・セーフティリング(下記図参照)」を採用しているため、特に貼付方向を気にせずご使用いただけます。

    セーフティリング
  • A. 本品では特に体重制限を設けておりません。貼付する面積が十分にあれば、体重に関係なく安全にお使いいただけます。

  • A. 対極板は長時間の手術中も浮きや剥がれのないように、粘着力が強めの設計になっています。このため、剥がれにくいことがあったり、無理に剥がすと剥がしたあとが赤くなったりすることがあります。対極板を剥がすときは、対極板のコードがついている方の端をゆっくりめくり、180度折り返し、皮膚が持ち上がらないように他方の手で皮膚をおさえながら、ゆっくりと剥がしてください。それでも発赤などのリスクが心配な患者の場合には、剥離剤などを用いることでリスクを軽減することができます。(参考:3M™ キャビロン™ 皮膚用リムーバー ワイプタイプ

  • A. アブレーションは適応外です。


【キャスティング製品】


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