ロボットシステムを用いた塗装補修

3M™ フィネッセ・イット 自動塗装補修システム

自動塗装補修システム:均一で安定した塗装補修に貢献

  • 自動車塗装ラインで発生する車体表面の塗装欠陥(ブツ)の発生は避けられない課題の一つであり、お客様が期待する塗装品質を確保するためには、手作業による検査と補修が必要です。多くの自動車メーカーでは、数十人の熟練した作業者に頼っているため、トップクリアコート後の塗装欠陥部の補修は自動車業界で最も高度な手作業の一つとなっています。3M™ フィネッセ・イット™ 自動塗装補修システムは、自動車製造工程におけるこの重要な工程の自動化を可能にします。

    自動化された塗装補修ソリューションが、塗装補修工程の品質と生産性の向上にどのように役立つのか、3Mのロボティクス&オートメーションの専門チームに是非お問い合わせください。

  • 3M™ フィネッセ・イット™ 自動塗装補修システムとは?
  • 3M™ フィネッセ・イット™ 自動塗装補修システム3つの特徴

何故、自動塗装補修が必要か?

トップクリアコートの塗装欠陥部の補修には、工場内に広い作業場が必要であり、多くのエネルギーを消費し、複数の作業者が非常に近い距離で従事する必要もあり、さまざまな課題を抱えています。さらに、ヒトによる作業では、欠陥箇所の検出、補修技術に固有のばらつきが発生します。塗装欠陥部補修の自動化に関わる設備投資は、下記の2つの重要な観点を考慮することで投資費用回収の実現性が高まります。

1. 一貫した塗装補修品質

塗装補修自動化の最大の利点は、予測可能な補修品質の一貫性というシンプルなものです。この利点から、他の無数の利点が生み出されます。欠陥箇所の特定から欠陥補修まで、各作業は毎回同じ効果が期待できます。車体のカラーラインナップや補修作業者のシフトによる様々な変化があるにもかかわらず、同じ品質の塗装補修が毎日一貫して実行されます。

2. 長期にわたるコスト改善

  • 塗装補修工程は、車体組立ライン全体の中で最も集約的な手作業のひとつであるため、品質と生産量を維持するためには熟練作業者を頼らざるを得ませんでした。塗装補修の自動化は、サイクルタイムを短縮し、補修品質を向上させる可能性を持っております。その結果、自動車販売店における手直しや品質クレームを減らし、ブランドイメージの保護・向上にも貢献します。


  • 3M™ フィネッセ・イット™ 自動塗装補修システム

    3M™ フィネッセ・イット™ 自動塗装補修システム は、ロボットによる効率的で信頼性の高いサンディング(ブツ除去)とポリッシング(磨き)を可能にする完全自動化ソリューションにおける重要な要素です。

    このシステムは、ツール、ソフトウェア、研磨材、関連アクセサリー、3Mが有する塗装補修作業ノウハウで構成され、さまざまなロボットと連携して動作するように設計されており、車体ごとに信頼できる品質を達成できるための補修条件を提供します。

  • 3M 自動塗装補修システムの詳細

3M アプリケーションエンジニアによるロボットプログラミング
お客様の塗装部品で
自動塗装補修を試してみませんか?

3M™ フィネッセ・イット™ 自動塗装補修システムは、スリーエム ジャパン イノベーション株式会社 相模原事業所内のロボット研磨ラボに設置されております。実ラインでの量産用システムや品質確認のためのパイロットセルシステムの構築を手掛けるシステムインテグレーターもご紹介可能です。

デモのお問い合わせはこちら

お問い合わせ

研磨工程の自動化/ロボット化に関してご興味・ご関心があれば是非、3Mまでご連絡ください。
ご要望を頂ければ、研磨システムを実現させるシステムインテグレーターをご紹介させていただきます。

ナビダイヤル:0570-011-211

営業時間のご案内
9:00~17:00(土・日・祝日・年末年始を除く)