3M™ トライザクト™ CMPパッド
3M ID
B40045199
性能と効率に優れた3M™ トライザクト™ CMPパッドで半導体製造プロセスを新たなステージへ
3M™ トライザクト™ CMPパッドの性能を支えるのは、3Mの技術プラットフォームの一つであるマイクロレプリケーション技術です。この技術により、耐久性に優れた微細な3次元構造をパッド表面に正確に刻むことができます。
精密にコントロールされた3次元構造の凹凸と微細孔は、独立したユニットセルに配置されており、ウエハー全体に対する研磨と圧力の均一化を実現し、先端ノードに理想的な性能を発揮します。
3M独自のマイクロレプリケーション技術により設計されたこのパッドは1000枚以上のウエハーの処理後もその寸法を維持しており、従来のパッドと比べて摩耗が15分の1以下に抑えられます[1、p. 6]。
3Mのマイクロレプリケーション技術により設計されたこのCMPパッドは、従来のパッドと比較して、2000枚以上のウエハー処理における安定性、再現性、均一性が高いことが明らかになっています(ダイ内不均一性(WIDNU)の実験データ比較による)[1、p. 5]。実験では、3M™ トライザクト™ CMPパッドのゲート高さのWIDNUは、一般的なパッドを使った場合と比較して30%以上減少し、ゲート上部の絶縁膜厚のWIDNUは40%以上減少したことが明らかになりました。
出典:[1] A Microreplicated Pad for Tungsten Chemical-Mechanical Planarization
3M™トライザクト™ CMPパッドは、精密で均一な平坦化を高速で実現します。従来のパッドの場合、平坦化プロセスに余裕を持たせるために、シリコン窒化膜の上に2000オングストローム(Å)以上の酸化膜を蒸着させる必要がありました。一方で3MのCMPパッドの場合、必要な酸化膜の厚さはその65%に留まります。これはCMPプロセスに使用する酸化膜とスラリーを節約することにつながります。さらに、除去する材料の量が少ないことから、研磨に必要な時間も短くなります。実験では、ダイヤモンドコンディショナーを使用した従来のパッドと比較して、酸化膜の除去に必要な時間が50%以上短縮されることが明らかになっています。
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