クラフトテープのコスト削減

最近の原材料コスト高騰により、資材の購入価格は値上がりの傾向かもしれません。
資材コストを下げたいとお考えでしたら、段ボール梱包にお使いのクラフトテープをOPPテープに切り替えてみてはいかがでしょうか。

OPPテープとは

OPPテープとはポリプロプレン基材の包装用テープです。
OPPテープは世界で標準的に包装用テープとして使用されており、世界の97%はOPPテープが使用されています。

OPPテープとはポリプロプレン基材の包装用テープです。

クラフトテープからOPPテープに切り替えるメリット

①コスト削減に役立ちます。

大量低コスト製造により、一般的に国産クラフトテープよりコストを下げることが可能です。
OPPテープはクラフトテープより最大30~40%安価です。

OPPテープはコスト削減に役立ちます。

②テープ交換頻度が減って、生産性が向上します。

  封緘機用の長尺の場合、同じロール径でもOPPテープの場合、長さは3倍です。
  テープ交換頻度が減りますので、ラインを止める回数が減り、生産性が向上します。

テープ交換頻度が減って、生産性が向上します。

③いたずら検知や防止の効果が期待できます。

  下地が見えるので、テープを一度剥がした場合、剥がした跡が分かりいたずらの検知や防止が期待できます。
  (透明テープの場合)

  • いたずら検知や防止の効果が期待できます。

④段ボールのデザイン性を損ないません。

  下地が見えるので、段ボールのデザイン性を損ないません。
  (透明テープの場合)

  • 段ボールのデザイン性を損ないません。

⑤荷崩れ防止に有効的。

  テープ表面がすべりにくいため、荷物の滑り出し角度が大きくなります。
  運搬時に荷崩れする心配が減り作業性が向上します。

  • 荷崩れ防止に有効的。

⑥強い耐衝撃性。

  クラフトテープに比べ強度と粘着力に優れますので、落下などの衝撃に強い特徴があります。

  • 強い耐衝撃性。

⑦容易な開封性。

  クラフトテープは両手で引き裂いて開ける一方です、OPPテープは段ボール開封時に片手で容易に引きはがすことができます。

  • 容易な開封性。

3M™ サイドタブシステムを利用することで、さらに開封性を向上させることができます。
3M™ サイドタブシステムはテープにタブ(つまみ)をつけながら封緘できる画期的なシステムです。開封作業ではカッター等を使わずに済み、作業性が高まります。

  • サイドタブシステム

OPPテープに関するよくあるお問い合わせ

①使用済みの段ボールをリサイクルに出す時、OPPテープは分別する必要がありますか?
いいえ!貼ったままリサイクルに出せます。

リサイクル時、段ボールについたOPPテープ、クラフトテープは共に禁忌品とされません。※1
これはOPPがリサイクルの工程中で分解・溶出せず、異物として完全な除去が可能で、再生紙の品質を下げることがないとされているためです。しかし、クラフト紙の場合、含有するポリエチレンが細分化され、再生紙の中にまぎれ、表面に出てしまう可能性もあるとされています。 ※2
※1(財)古紙再生促進センター「 ’09 古紙標準品質規格」より
※2 ドイツRESY 社、米国ウエストミシガン大学にて確認

古紙リサイクル工程

②スーパー、量販店にOPPテープは嫌がられませんか?

いいえ!問題ありません。

「スーパー・量販店での段ボール開梱状況調査」 ~最も多かった開梱方法~
 カッターで両端をカットしてから、段ボール上部ハジの下フラップがあるところに片方切れ目を入れてテープを裂く方法。
 カッタ―を使用するが、内容物を損傷することもなく比較的早く開梱出来る。
 テープは段ボールに付いているため、テープゴミが発生しない。
 この方法で開梱されている方の多くはOPPテープの方が一気に破ける(裂ける)ため開けやすいとの評価

スーパー・量販店での段ボール開梱状況調査

●78%量販店が、はじめからカッターでダンボールを開封しています。
●94%の量販店が、OPPの開封に問題を感じていません。


(当社調査結果より N=18)


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