医療現場や介護の場で悩まされるのが、「テープによる皮膚トラブル」です。
何が原因となり、どのような対策をすればよいのでしょうか。

テープによる皮膚トラブルの原因

    • 皮膚緊張による赤み
      <原因>

      テープを必要以上に伸ばして貼る/皮膚に無理な緊張が掛かる

       

      <対策>

      ・ 皮膚に貼る部分はできるだけ、伸ばして貼らない

      ・ 曲げ伸ばしがある部分には伸縮性のテープを使用する

    • 皮膚の損傷
      <原因>

      粘着力が強すぎる/不適切なはがし方をする

       

      <対策>

      ・ 使用目的にあったテープを選択する

      ・ 皮膚にやさしいはがし方をする

    • くり返しの貼りはがしによる損傷
      <原因>

      テープをくり返し同じところに貼る

       

      <対策>

      ・ 毎回貼る場所を変更する

      ・ 皮膚にやさしいはがし方をする

      ・ 交換頻度を減らす


    • アレルギー物質による炎症
      <原因>

      皮膚と接触する物質に対する反応で、テープの大きさを超えるような広い範囲の炎症が起こる

       

      <対策>

      ・ 以前発生したときに使用していたテープと同じ成分の粘着剤を使用したテープを避ける

      ・ 小さなテープ片を目立たない場所にしばらく貼って試す


    • 化学的刺激による炎症
      <原因>

      貼った部分に限定した炎症反応で、皮膚に接触している消毒剤や粘着剤の刺激で起こる

       

      <対策>

      ・ 消毒剤を完全に乾燥させる

      ・ 皮膚に貼る安全性が確認されたテープを使用する


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